オフィスを食育する。PART-2

 

企業に食育の企画を売り込むようなとき。

 

たとえば

  • 社員向け食育講座の提供(全10回シリーズ)
  • 会議に出す「健康おやつ」の販売
  • 社員食堂の新メニュー開発支援(ヘルシー化)

などの提案をするとき。

 

企業からすると

「そんなことをしてウチにどんな得があるのか?」

と、説明を求められる場合があります。

 

さすがに最近は

「従業員の健康増進に企業が取り組んだところで何の意味もない」

と考える時代遅れの企業は少なくなったとは思われますが。

 

 ▽ ▽ ▽

 

時代遅れの企業は少なくなったとはいえ、

「食育に取り組むのは大事だとは思うけれども、ウチは今はまだ余裕がないからいずれそのうち」

くらいに軽く考えている企業はたぶん多いでしょう。

 

そういう企業を説得するために

「食育を導入したら、たしかに従業員の志気が上がり、会社の利益が増えた」

 

=つまりメリットがある。

 

という事例やデータを紹介しながらプレゼンテーションができるとよいですね。

 

では、そういう事例やデータはあるのでしょうか?

 

 ▽ ▽ ▽

 

食育を導入したら業績が伸びたという直接のデータは残念ながら今はまだありません。

 

しかし、

「(食育を含めた)社員の健康増進に力を入れている企業ほど業績が良い」

というデータはあります。

 

簡単なものを紹介しますと、たとえば下のグラフは、

「社員の健康増進に力を入れている上場企業」

の平均の株価と、

「上場企業全体の平均株価」

とを比較したものです。

 

 

上の赤い線が

「社員の健康増進に力を入れている上場企業」。

 

下の線が

「上場企業全体の平均株価」。

 

このグラフを見れば

「社員の健康増進に力を入れている企業のほうが、株価が高い」

ということが分かります。

 

株価が高いということは、ふつうは業績が良い、ということになります。

 

同じような内容で、アメリカ企業のグラフもありますので紹介します。

 

 

これも、上の線が

「社員の健康増進に力を入れている上場企業」。

 

下の線が

「上場企業全体の平均株価」。

 

このグラフを見れば、やはり

「社員の健康増進に力を入れている企業のほうが、株価が高い」

ということが分かります。

 

(いずれも出典は、経済産業省作成 ”企業の「健康投資」ガイドブック” という資料です)

 

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この領域の研究は現在でも行われています。

 

食育のプレゼンテーションに役に立つデータが、これから出てくることを期待しましょう。