ドメインの明らかな人にのみ、仕事が来る理由

 

マーケティングの用語に

「ドメイン」

というものがあります。

 

ドメインとは、

「自分の活動を短い言葉で表現したもの」

です。

 

ようするに、初対面の人に

「あなたは何をする人?」

と聞かれたときに、具体的に分かりやすく語る。

それがドメインです。

 

ドメインを分かりやすく語ることができると、講演や仕事の依頼が来る確率が高まります。

反対に、ドメインがあいまいな人にはなかなか仕事が来ません。

 

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ドメインを分かりやすく語ることができると、講演や仕事の依頼が来る確率が高まるのはなぜでしょうか。

 

たとえば、あなたは昨日、あるパーティで初対面の人(Aさん、Bさん)に出会ったとします。

2人とも、とても魅力のある人物でした。

Aさんは、自分のことを

「男性ビジネスマンを対象に接待に役立つ料理の知識を教える教室を開いています」

と説明してくれました。

いっぽうBさんは、会話はとても上手で、食についてもすごく詳しい人だったのですが、

「あんなこともやってます。こんなプロジェクトにも参加しています」

と言うばかりで、自分のドメインをシンプルに説明しませんでした。

 

さて、今日になってあなたのところに友人のビジネスマンから電話がかかってきました。

ビジネスマンは言いました。

「ウチの会社で食育の講演会を開くのですが、講演者を探しています。最近面白い活動をしている人を知りませんか? 紹介してほしいのですが」

 

あなたはAさん、Bさん、どちらを紹介するでしょうか。

 

この質問を多くの人に投げてみると、ほとんどの人はAさんと答えます。

AさんはBさんより紹介しやすいからですね。

Aさんの活動は分かりやすいので、あなたもAさんのことを友人に説明しやすい。

 

一方、Bさんのことを説明するのはたいへんです。

実際はBさんも面白い活動をしているのかもしれませんが、分かりにくいので、あなたはBさんのためにそれを代弁してあげることができません。

  • 分かりやすいドメインを持つ人は、紹介されやすい。
  • 紹介されやすいということは、仕事にもつながりやすい。

つまり、ドメインを分かりやすく語ることができると、仕事の話が来る確率も上がる、というわけです。