垂直農業

 

少子高齢化の日本とは逆に、世界の人口は今後も増え続けると予想されています。

かつ、増加する人口の多くが都市部に集中する傾向にあります。

そうなると、食料を増産しなければなりませんし、それもできるだけ都市に近いところでの増産が必要となります。

 

そこで昨今よく耳にするのが

「垂直農業(vertical farming)」

です。

屋上菜園(屋上緑化)ということもよく言われますが、その屋上菜園も含め、各階のベランダ、ビルの傾斜面などを菜園化し、農業生産を行う。

それが垂直農業です。

 

いまでは多くの建築家が、

垂直農業を意識したビル建築を

提案しています。

 

ビル全体を農場にしてしまうという方法もあります。

 

都市で必要な農産物を都市で賄うことができれば、地産地消になりますね。

ビルの外側はともかく、内部であれば、気温を安定させやすいため、暖房を入れる必要もあまりなく、エネルギー消費を抑えて栽培ができます。

ビル内には害虫も来ませんので、化学農薬は不要。

いろいろ良いわけです。

 

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高層ビルではなく、地下で農業を行うという方法もあります。

たとえばロンドンの地下30メートル…。

第2次世界大戦のときに作られた地下防空壕跡(トンネル)で、LED照明を使った野菜の本格水耕栽培が始まっています。

 

Growing Underground

というプロジェクトです。