「最後の晩餐」を観察すると…

 

イエス・キリストの最後の食事を描いた「最後の晩餐」。

レオナルド・ダ・ビンチの絵がもっとも有名ですね。

でもじつは「最後の晩餐」をテーマにした絵は、歴史上、多くの画家によって描かれています。

ダ・ビンチだけではありません。

たとえば、

  • エル・グレコ「最後の晩餐」
  • アンディ・ウォーホル「最後の晩餐」

などがあります。

 

そんな、数多く描かれた「最後の晩餐」の絵を52点集め、年代の古い順に並べて観察してみた人がいたそうです。

アメリカはコーネル大学、食品ブランド研究所の所長さんです。

この所長さん、「最後の晩餐」を描いた有名な絵画52点を年代順に並べてじっと見ているうちに、こんなことに気がつきました。

 

「絵の描かれた時代が新しくなるにつれ、料理の分量が、だんだん増えている…」

 

定規を取り出してあちこち測ってみたら、

  • 描かれている皿の大きさや 料理の量が、なんと7割ちかく 大きくなっている
  • 描かれているパンの大きさも、 2割以上、増量している

ということが分かりました。

 

観察した52点の絵画ですが、一番古いものと一番新しいものには1000年の年代差がありました。

つまり1000年のあいだに、

  • 人類の「おかずの量」は倍近くになり、
  • 食であるパンの大きさは2割以上増えている、

ということが、分かったわけです。

 

記事の原文はこちらです。

Portions and plates in Last Supper paintings keep growing

 

 ▽ ▽ ▽

 

ちなみに、アメリカ建国時代の政治家・科学者であるベンジャミン・フランクリンは、こんな言葉も残しています。

 

In general, mankind, since the improvement in cookery, eats twice as much as nature requires.

大雑把にいえば、料理が発達したせいで、人類は体が自然に欲しがる2倍の量を食べるようになったのだ。


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