サラリーマンのための食育(5)

プレゼンが成功し、相手の会社から

「ではウチも会社として食育を取り入れることにする。具体的に何をしたらいいのか、提案してほしい」

と言われたとき、どんな提案をすればよいのでしょうか?

 

 ▽ ▽ ▽

 

まず最初に気をつけなくてはいけないことは、どんな企画を提案するにせよ

「血圧が下がる、血糖値が下がるといった医学数値の改善をゴールにしないこと」

です。

 

なぜなら血圧や血糖値は医療の領域になってしまうからです。

 

そうではなく、

* 朝食を食べなかった社員が、朝食を食べるようになる

* ランチタイムにファストフードやラーメン比率の高かった社員が、いわゆる健康的な食事を意識するようになる

といった、

「行動が変わる」

ことをゴールにして、企画を考えるようにしましょう。

 

さて、そうした前提を踏まえたうえで、もっともシンプルな提案は、

「相手の会社を定期的に訪問し、社員対象の食育講座を開く」

というものです。

 

たとえば月に1回、相手の会社で食育講座を開くことにし(=年12回)、企画料・講師料込みで年間xxx万円、といった企画です。

  • 1回5万円であれば、年間60万円。
  • 1回10万円であれば、年間120万円。
  • 1回20万円であれば、年間240万円。

ということですね。

 

この企画を1年間やってみて、

* 朝食を食べなかった社員が、朝食を食べるようになったかどうか

* ランチタイムにファストフードやラーメン比率の高かった社員が、いわゆる健康的な食事を意識するようになったかどうか

をアンケートや面接などの方法で確認し、

「行動が変わった」

と見なされるようであれば、翌年度も企画続行、といったやり方です。

 

 ▽ ▽ ▽

 

実際には、月1回の食育講座だけで社員の行動は変わるのか、という疑問がわきます。

 

むろん、やり方次第ではあるのですが、できれば企画をもっとパワーアップさせたいものです。

 

どのようにパワーアップさせるのか、について、次回お話しします。


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