「幸せ感」を呼ぶ野菜

日常的に野菜を十分に食べる人は、野菜不足の人に比べ、心臓病のリスクが低く(心臓病になりにくい)、ガンのリスクも低い(ガンの種類にもよりますが)。

 

このことは、野菜ソムリエさんなど、いわゆる「食育家」の人であれば、だいたい知っていることでしょう。

  • 野菜と心臓病予防との関連
  • 野菜とガン予防との関連

については、1970年代からすでに行われており、早くも1990年代初頭には

「デザイナーフーズ計画」

によってガン予防に有効と考えられる野菜が発表されました。

 

その後も研究は各地でさまざまに実施され、エビデンスも多数、蓄積されています。

 

(エビデンスの例)

 

 ▽

 

科学の世界にも

「流行」

「トレンド」

というものがあります。

 

最近は、

「心臓病予防」

「ガン予防」

よりも、

「メンタルヘルス」

のほうが流行になっているのか、

  • 野菜とメンタルヘルスの関連

に関する研究発表が目立つようです。

 

例をあげると、

 

★昨年、スペインの大学が、15,000名の健常者を対象に10年かけて行った研究によると、

「野菜を豊富に摂ると うつ病リスクが低下する」

という結果が出たとのこと。

 

http://bmcmedicine.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12916-015-0428-y

 

★イギリスの大学とオーストラリアの大学とが12,000名の健常者を対象に2007年から2013年のあいだに調査を3回、行いましたが、その論文が最近、発表されました。

 

これによると、

「野菜不足の人が野菜を食べる ようになると、2年以内に『幸福感』が大幅アップする」

という結果がでたそうです。

 

http://sciencenewsjournal.com/eat-fruit-veggies-happy/

 

 

「食育家」にとっては、

「野菜をじゅうぶんに食べよう」

と主張できる根拠が1つ増えました。