「ワインと野菜」では続かない理由

うまくいくコラボレーションとはどういうものか、という話です。

 

仕事上で新しい出会いがあり、

「何か一緒にやりましょう」

という話で盛り上がる…。

 

よくある話です。

 

それはとても良い話なので、一緒に組んで新しいことを始めるのはおおいに結構です。

 

ですが、あまり意味のない組み方をしてもお互い時間とエネルギーの浪費になりますので、できるだけ「意味のある」コラボレーションをしましょう。

 

では、どういうコラボレーションが無意味な、避けるべきものなのか。

 

2つあります。

 

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1つは、共通点があまりないのに、無理に組んでしまうケース。

 

たとえば、「英語」が得意な人と、「マーケティング」が得意な人が組んでコラボをしたのですが、それで行ったセミナーが、単純に

  • 「英語」と「マーケティング」その両方が一度に学べるセミナー

というものでした。

 

あまり意味がないというのはお分かりでしょうか。 

 

まったく無意味とはいいませんが、かなり意味が薄いです。

 

相乗効果がないのに、無理矢理組み合わせてしまった。

 

コンセプトに工夫が足りません。

 

どうせ組むのであれば、たとえば

「地元の食材を海外に広めたい人」

を対象に、

「海外進出マーケティング講座」

をするのであれば、

「英語」と「マーケティング」

という組合せに意味が出ます。

 

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もう1つは、単発で終わるような安易なコラボレーションのケース。

 

食の世界でいうと

「ワインと野菜のマリアージュ」

みたいな題目で開かれるセミナーをときどき目にします。

 

ワインのソムリエのような人と野菜ソムリエのような人が組んで行った的な内容です。

 

それはそれで本人どうしが良ければ構わないのですけど、問題は、

「せっかくセミナーをしたのに、続編がなかなか開かれない」

「単発のセミナーで終わる」

という結果になるとしたら、良くありません。

 

実際、

「ワインと野菜のマリアージュ」

みたいなセミナーは、単発で終わってしまい、継続しないというケースが多いです。

 

「ビジネスの一環」として考えていくつもりがあるのでれば、継続を前提に、やるべきです。

 

一発屋で終わってしまうとしたら、そもそも何をしたくてコラボレーション・セミナーを開いたのか、分からなくなります。

 

せめて、月1回 x 半年~1年 といった期間、やり続けるつもりで企画を立てましょう。

 

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以上述べたような

  • 意味の薄い組合せ
  • 継続しないコラボレーション

を避けるためには、

 

「人ありき」で組まないことです。

 

「お互い、意気投合したから一緒に組んでやってみよう」

 

といった動機でやろうとすると、奇妙なコラボレーションになってしまいます。

 

そうではなく

「企画ありき」

で組むことをお勧めします。

 

「以前からこんな企画をしたいと考えている。これを実行するのにふさわしい相手を探し、その人とコラボレーションする」

 

これが健全な組み方になります。