
1975年というと、もう40年以上昔のこととなりますね。
知らない人にとっては「歴史」になってるので臨場感が湧かないとは思いますが、知っている人にとっては懐かしい時代だと感じることでしょう。
1975年とは、こんな年でした。
- イギリスで初の女性首相が誕生(サッチャー首相)。
- 缶コーヒー「ジョージア」発売開始。
- チョコスナック「きのこの山」発売開始。
- 沖縄海洋博があった。
- 「およげ!たいやきくん」が流行った。
- キャンディーズ全盛。
- 映画「ジョーズ」がヒット。
「秘密戦隊ゴレンジャー」「タイムボカン」「まんが日本昔ばなし」が放映開始。
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いったい何の話をしているのかというと、このころに一般家庭で出されていた食事が、いまになって
「脳のためにベストな食事だ」
と言われているからです。
当時の典型的な食事は
こんな感じでした。
↓
(クリックすると開きます)
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv-press20160912_01.png
(出典:東北大学)
このころの食事の特徴は、
いろいろな食材を少しずつ。
「煮る」、「蒸す」、「生」が多く、「揚げる」「炒める」は少ない。
出汁や発酵調味料を活用し、砂糖や塩の使用は少なめ。
ということです。
詳しくは以下の記事を参照してください。
最も健康な日本食は、1975年頃の食事!?(All About)
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とはいっても、このころの食事が何もかも良い、というわけではありません。
たとえば当時はトランス脂肪酸の知識もなかったために
「植物性だから良い」
というだけの理由でマーガリンが推奨されていましたし、
そのころは
「コンフリー」
という植物が庭で簡単に育つし体にも良い、と言われ、食卓にもよくのぼっていたようですが、その後、この植物は毒性があるということで販売禁止になっています。
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