大人の食育スキル


大人向けの食育、なかでも

  • 企業の社員を対象にした食育ビジネスの方法
  • 大人むけ食育講座をするときに使える食育の話題(蘊蓄話)

を中心に解説します。


食品のラベルを読む人は、読まない人に比べて4キログラム分、スリムだ。

調査をして統計を取った結果

  • 食品のラベルを読む人は、読まない人に比べて4キログラム痩せている

ということが分かったそうです。

 

https://www.qupio.jp/1487

 

ラベルを読むことで直接痩せるわけではないけれども、ちょっと気になりますね。

 

 

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魚食とメンタルヘルス

<グラフ発見>

 

大人向けの食の講座や企業を相手の食の講座などで

「もっと魚を食べましょう」

といった話をしたいとき。

 

魚食が体に良い、という証拠になるような研究グラフがあると説得力が増しますね。

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機能性野菜を整理する。

昨年春に機能性表示食品の制度が始まって以来、

「機能性野菜」

という言葉を目にすることも多くなりました。

 

「大人の食育」の要素として、重要な地位を占めてくると思います。

 

「機能性野菜」と一言でくくられていますが、実際には3つのパターンに分かれます。

 

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ビジネス食事学

「優れたビジネスパーソンほど、食事に気を使っている」

という触れ込みで、サラリーマンの方々を対象に食育活動をする。

 

そういう動きも近年、活発になってきました。

 

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肉は食べる?食べない?ベジタリアンは良い?悪い?聞かれたらどう答える?

管理栄養士さんが教えている食育講座などでは、

「バランスよく食べよう」

という解説が行われています。

 

つまり、肉も大切、野菜も大切、という立場。

 

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「幸せ感」を呼ぶ野菜

日常的に野菜を十分に食べる人は、野菜不足の人に比べ、心臓病のリスクが低く(心臓病になりにくい)、ガンのリスクも低い(ガンの種類にもよりますが)。

 

このことは、野菜ソムリエさんなど、いわゆる「食育家」の人であれば、だいたい知っていることでしょう。

  • 野菜と心臓病予防との関連
  • 野菜とガン予防との関連

については、1970年代からすでに行われており、早くも1990年代初頭には

「デザイナーフーズ計画」

によってガン予防に有効と考えられる野菜が発表されました。

 

その後も研究は各地でさまざまに実施され、エビデンスも多数、蓄積されています。

 

(エビデンスの例)

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サラリーマンのための食育(5)

プレゼンが成功し、相手の会社から

「ではウチも会社として食育を取り入れることにする。具体的に何をしたらいいのか、提案してほしい」

と言われたとき、どんな提案をすればよいのでしょうか?

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サラリーマンのための食育(4)

サラリーマンの食育を進めるには、サラリーマン本人ではなく会社を説得し、会社として食育企画を導入してもらうのが、結果的には近道です。

そのほうが動く金額も大きくなるので、ビジネスにもなりますね。

そのための説得キーワードは

「健康経営の1つとしての食育」

です。

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サラリーマンのための食育(3)

 

サラリーマンの食育を進めるには、サラリーマン本人ではなく会社を説得し、会社として食育企画を導入してもらうのが、結果的には近道です。

そのほうが動く金額も大きくなるので、ビジネスにもなりますね。

そのための説得キーワードは

「健康経営の1つとしての食育」

です。

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サラリーマンのための食育(2)

 

サラリーマンの食育を進めるには、サラリーマン本人ではなく会社を説得し、会社として食育企画を導入してもらうのが結果的には近道です。

そのほうが動く金額も大きくなるので、ビジネスにもなります。

 

では、どうやって会社を説得するのか。

キーワードは

「健康経営」

です。

「健康投資」

とも言います。

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サラリーマンのための食育(1)

 

いわゆる「大人の食育」のなかでも

「サラリーマンの食育」

は重要な位置を占めます。

日本にはサラリーマンが何千万人といて、多くは

  • ストレスを抱えており
  • 食生活があまりヘルシーではなく
  • お酒のあとにラーメンを食べる

みたいなイメージがありますけど、実際にもたぶんその通りです。

サラリーマン時代の筆者がまさにそうでした。

だから、日本全体を健康にするには、サラリーマンの食育は重要。

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世界8大食育ダイエット

 

US NEWS というアメリカの有名な雑誌社のサイトに、

「世界のダイエットのランキング」

が掲載されています。

毎年、さまざまなダイエットをUS NEWS 社が詳しく調査し、ランキングを発表しています。

 

今年=2016年のランキング上位を紹介します。

今後の食育ビジネスのトレンドを探るヒントにもなるでしょう。

 

 ▽ ▽ ▽

 

なお、ここでいう「ダイエット」は、「痩せる」ということに限らず、「食事法」「食事のしかた」全般を指します。

「ダイエット(diet)」がもともと「食事」という意味であることは、あらためて強調するまでもないことと思います。

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朝食は良い?悪い? 聞かれたらどう答える?

 

たいていの食育講座では、

「朝ごはんをしっかり食べよう」

という解説をしています。

つまり、朝食推進派が主流です。

一般常識としても、朝食は体に良いというのがお約束のようになっています。

 

しかし、世の中にはひねくれた大人もおり、

「このあいだ読んだ本には朝食は食べるなと書いてありました。どっちが正しいんですか」

というちょっと意地悪な質問が出ることがあります。

その本の著者が権威ある人や医師だったりして、しかも科学データがついていたりすると、反論しにくいですね。

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テマケリア

 

「ザガット・サーベイ」

という、飲食店の格付をしているところがあります。

ミシュランのライバルです。

日本やヨーロッパではミシュランのほうがメジャーですが、アメリカではザガットのほうがかなり優勢です。

 

そのザガット・サーベイが、アメリカで流行りそうなファーストフードとして

「テマケリア」

を挙げていました。

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【やっぱり】世界の機内食ワースト1位はココ

 

むかしの機内食は、ある意味しょうがなく食べていた、というものが多かったように思います。

地上1万メートルの狭い飛行機の中で食事を出すというのは制限も多く、美味しくするのがなかなか難しかったのはたしかでしょう。

食品衛生法もやかましかったでしょうし。

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ハーバード大学の料理講座

 

ハーバード大学には

「科学と料理」

Science and Cooking

という公開講座があり、大学の先生と有名シェフが講師となって講義を行っています。

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コンフォートフード

 

コンフォートフード(Comfort Food)

 

アメリカを中心に一般的になりつつある言葉です。

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ターザンの食育

 

大雑把にいうと、日本人はあまりサプリメントを多用しませんが、アメリカ人は多用します。

むろんいろんなアメリカ人がいるので、サプリメントを飲まない人もいます。

しかし飲む人は、毎食後30粒飲む、といったことが普通だったりします。

 

なぜアメリカ人があんなに山のようにサプリメントを口にするのか、1つの仮説を紹介します。

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安楽椅子探偵的な食の研究方法

 

たとえば、

「青魚を食べると、頭が良くなる」

と、よく言われますが、本当にそうなのでしょうか。

 

じゃあ夏休みの自由研究として、自分で毎日魚を食べることにしよう。

いや待て。

自分だけ頭が良くなってもまぐれかもしれないから、親しい友達にも毎日魚を食べてもらって、どうなるか調べてみるのだ。

いや待て。

親しい友達だけでは、サンプル数が少なすぎる。

クラスメイト全員に声をかけて実験に参加してもらおう…。

…と、ふつうはこんな感じで研究が行われるわけです。

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「最後の晩餐」を観察すると…

 

イエス・キリストの最後の食事を描いた「最後の晩餐」。

レオナルド・ダ・ビンチの絵がもっとも有名ですね。

でもじつは「最後の晩餐」をテーマにした絵は、歴史上、多くの画家によって描かれています。

ダ・ビンチだけではありません。

たとえば、

  • エル・グレコ「最後の晩餐」
  • アンディ・ウォーホル「最後の晩餐」

などがあります。

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アセスメントする。

 

「大人の食育」を行うときなどに、あらかじめ社員の意識調査などを実施することがよくあります。

「朝食は食べているか」

「野菜を意識的に食べるようにしているか」

などをアンケートで調べ、その結果をもとに、食育プランを策定したりします。

 

このような、あらかじめクライアントの実態について行われる調査のことを

「アセスメント」

といいます。

食事指導(保健指導)を行うときなどに、対象者のふだんの食生活についてヒアリングすることもアセスメントです。

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大人の食育講座

 

子どもむけ食育講座と大人むけ食育講座。

どう違うのかという話ですが、最大の違いは

 

★大人むけ食育講座は、受講者が自分の意思で受講するので、中身が濃ければ受講者は話を聞いてくれるけれど、

★子どもむけ食育講座は大人が企画し、子どもはいやでも強制参加。したがってエンターテイメント性に欠ける講師だったら子どもは話を聞いてくれません。

 

だから子ども向け食育講座のほうが講師をするのは難しいです。

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セミナーに実践ツールを足す。

 

あなたは企業の社員むけ(職域と呼ばれます)に食育セミナーを行いました。

 

セミナーに来てくれたビジネスマン・ビジネスウーマンの方々はあなたの話に感動し、共感し、学びを得ました。

 

しかしかなり多くの方が、セミナー終了後にしばらくして小腹が空いたとき、どうしたかというと。

 

コンビニで何か食べたいものを適当に買うという、いつもの姿が…。

 

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オフィスでの食育プログラムの作り方(6)

オフィスでの食育プログラムは、

  • 社員食堂のメニュー改善
  • 定期的な社員むけの食育講座

などがセットになっていることが多いと思われます。

 

社員むけの食育講座は、「社員むけ」といっても強制参加にするのは難しいでしょう。

 

おそらく任意参加ということになりますが、そのため、講座の主催者サイドは多くの社員に参加してもらうためのPR を行うことになります。

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オフィスでの食育プログラムの作り方(5)

 

オフィスに食育を導入する場合、

「食育(大人向け食育プログラム)を単独で導入するケース」

はあまりなく、むしろ

「トータルな健康プログラムの一環として、その中に食育が含まれている」

ということのほうが多いです。

 

オフィスを対象としたトータルな健康プログラムのことを、アメリカでは「ワークサイト・ヘルス・プロモーション」といいますが、日本では「健康投資」という言い方が普及しつつあります。

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オフィスでの食育プログラムの作り方(4)

 

「不意の欠勤= absenteeism」は、食育プログラムの効果測定をするのに便利な指標です。

 

どうして便利かというと、数値計算ができるからです。

 

ただし短期的な効果測定には向いていません。

 

今日、食生活が改善したからって、明日からいきなり欠勤が減るわけではないですからね。

 

長期的な効果を測定するときに、absenteeism を利用します。

 

では absenteeism をどのように使うかを説明します。

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オフィスでの食育プログラムの作り方(3)

 

オフィスでの食育プログラムが2年目以降も継続するためには、

「何かが改善した」

という証拠を、数字で示すことが重要です。

 

でも、

「健康診断の数値が改善した」

という証拠の出し方は良い方法ではありません。

 

第1に、それでは医学の領域に入ってしまいます。


第2に、そもそも食育の目的は健康診断の数値の改善ではなく、「食生活」「食習慣」の改善にあるからです。

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オフィスでの食育プログラムの作り方(2)

 

クライアントから

「ウチの社員向けに食育プログラムを設計していただけませんか」

と言われたとします。

 

その翌日にあなたが企画書を出してきたら、あまりの仕事の速さにクライアントは驚くでしょう。

 

たぶん、成約する確率は大きく上がります。

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オフィスでの食育プログラムの作り方(1)

 

オフィスでの健康増進(食育を含む)のことを、アメリカでは

「ワークサイト・ヘルス・プロモーション」

などと呼び、四半世紀前あたりから研究がさかんに行われています。

 

(日本でも関心が高まっています)

 

また、ワークサイト・ヘルス・プロモーションを企業内で実践する役割の人を、アメリカでは

「ヘルス・エデュケーター」

と呼び、社内で一定のステータスを確立しています。

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