
食育活動は単独で行うこともできます。
実際、単独で活動している人は少なくありません。
しかし
- 食育の協会の会員となり、協会のサポートを受けながら活動する
- 食育の協会を自ら立ち上げ、大勢の会員を巻き込んで活動する
という方法もあります。
ここでは、「食育の協会」について解説します。
<目次>
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1.「食の協会」と「食育の協会」
「食の協会」には、たとえば以下のようなものが考えられます。
- 果物の協会
- ラーメンの協会
- スーパーフードの協会
- オーガニックの協会
- 伝統野菜の協会
などなど、数えきれないほどあります。
「食育の協会」には、たとえば以下のようなものが考えられます。
- 子供向け食育の協会
- 美容に関心のある人向け食育の協会
- シニア向け食育の協会
こちらも、たくさんの協会が存在しています。
両者はどう違うのでしょうか。
表面上、協会によってテーマが異なります。
しかし、どの協会も根本のところでは
「健康に良いものを食べよう」
「環境に良い食事が大切だ」
「農業や漁業などを応援しよう」
といった共通したメッセージを持っています。
その意味では、両者は本質的には同じだと考えられます。
2.協会の会員になる
協会の多くは、つねに会員を募集しています。
「入会金や会費を払えば、だれでも会員になれる」協会もあれば、「資格講座や検定試験を受けて合格してはじめて会員になれる」協会もあります。
会員になると、
- 会員証や資格認定証が送られてきます。
- 会報誌などが定期的に送られてくる協会もあります。
- 協会が発行する資格(〇〇アドバイザーといったもの)を名乗れるようになります。
- 協会が主催する会合に参加し、他の会員と交流することができます。
協会は、
- メディアからの取材申込
- 企業などからの問合せ
が、来やすい存在です。
したがって協会の会員となり、かつ、会員として積極的であればあるほど、協会を通じてメディアや企業との接点が得やすくなります。
3.協会を立ち上げる
「協会を立ち上げるのは難しい」という印象が一般的かと思われますが、実際には、協会を立ち上げるのはそれほど難しくありません。
それまで個人で活動していた人が、活動をもっと促進するために協会を立ち上げた、という事例は数多くあります。
ただし協会はたった1人で作ることはできません。
一緒に作る仲間(創業メンバー)が必要です。
協会を立ち上げると、
- 創業した本人は「理事長」を名乗る
- 仲間(創業メンバー)は「理事」を名乗る
のが普通です。
協会は、一般的には以下の活動をします。
- 会員を募る
- 講座(資格講座)やイベントなどを実施する
- メールマガジンや会報誌などを発行する
- 会員からの相談を受ける
- メディアから取材要請があれば会員を紹介する
- 企業などから問合せがあれば会員を紹介する
4.まとめ
食育活動には、
- 1人(単独)で活動する
- 食育の協会の会員となり、協会のサポートを受けながら活動する
- 自ら食育の協会を立ち上げ、活動を大きくする
という3つの方法があります。
食育の協会の立ち上げ方法を詳しく知りたい方は、協会総研にお問合せください。
- 検定試験を受けるのにメールアドレスの登録などは必要ありません。
- 合格者全員に進呈:「食育活動スタートアップガイド(PDF)」