ユネスコ無形文化遺産

目次

【1】ユネスコ無形文化遺産とは

【2】「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録

【1】ユネスコ無形文化遺産とは

ユネスコについて

ユネスコとは、国連に属する教育科学文化機関。

第2次世界大戦後に設立された機関で、本部はパリにあります。

  • United Nations(国連)
  • Educational(教育の)
  • Scientific(科学の) and Cultural (文化の)
  • Organization(機関)

それぞれの頭文字をとり、ユネスコ(UNESCO)となります。

 

ユネスコ無形文化遺産について

無形文化遺産とは、ユネスコが取り組む遺産事業の1つ。

文化・芸能・伝統工芸など「無形の文化」を対象とします。

日本の「歌舞伎」や「能楽」なども登録されています。

 

【2】「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録

2003年に「和食;日本人の伝統的な食文化」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。

この国で歴史を通じて受け継がれてきた食の知恵が、世界に認められたことのあらわれの1つです。

 

ただしそのいっぽう、現代日本人は、日本の食文化に疎くなっているという現状があります。

だからこそ、「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことの意味を、日本人はもっと考えなけばなりませんね。

 

なお、食に関するユネスコ無形文化遺産は、「和食」だけではありません。

  • フランスの美食(ガストロノミー)
  • 地中海料理
  • トルココーヒーの文化と伝統

なども登録されています。