
「従業員の健康増進」を企業経営に取り入れることを「健康経営」と言います。
健康経営に積極的に関わろうとする企業が増えています。
国も、そのような企業を支援しています。
なぜなら、「健康経営」により
- 従業員の活力が向上する
- それにより生産性が高まり、ひいては企業業績や企業価値の向上につながる
- 企業のイメージアップになる
- 医療費が節減できる
などの効果が期待できるからです。
健康経営には
- 食:従業員のあいだに健康的な食生活への意識を高めること
- 運動:従業員がウォーキングやスポーツに親しみやすい環境作りを進めること
- 休息:従業員に疲労回復や癒し、睡眠改善についての知識を広めること
- メンタルヘルス:職場が良い雰囲気であるようなマネジメントを実施すること
など、多様な取り組みかたがあります。
このうち、最初に挙げた
「食:従業員のあいだに健康的な食生活への意識を高めること」
は、「大人向けの食育」とほぼ同じことです。
つまり食育は、健康経営そのもの全体ではありませんが、健康経営の重要なパーツだと言うことができます。